高橋ナツコの最近のブログ記事

ティー・パーティーの招待状には、何月何日の<二時から四時までとか><三時から五時まで>などと、開会・閉会の時間を明記するのが礼儀です。

それに対して、出席の返事を出した人は、できるだけ開会の時刻までに出席し、閉会の時刻までいるほうが主人側に喜ばれますが、仕事などの都合でそれができない場合は、遅れて出席しても失礼にはなりませんし、早めに退席してもさしつかえありません。

ティー・パーティーは出退席は自由なので、その点カクテル・パーティーと同様といえます。



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園遊会は、文字どおり、庭園などの屋外でもよおすパーティーで、屋内では収容しきれないような比較的多数の客を招く場合に開いたり、桜や菊などの満開のときに歓桜会や歓菊会と称して開いたりします。


・開催の時期
屋外で開く関係上、春や秋の晴天のつづくころに開かれることが多く、午後一時から五時くらいまでのあいだの二?三時間が普通です。

なお、主として夏季には、夜間に行なわれることもあります。

また、雨天の場合は順延とし、曇天なら、主催者のほうで降雨にそなえて、テントを張るなりして決行することが多いようです。


・客のもてなし方
客は、会場に着くと、まずクロークに所持品をあずけ、受付に招待状を差出し、記名帳があればそれに署名して、会場である庭園内にはいります。

庭園の入り口付近には、主催者がいますから、それに挨拶して、園内にすすむと、あちこちの茶亭やテントがあります。



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■ペットホテルについて
事前に料金のほかに衛生面や食事、サービスの内容などについて確認しておいた方がいいでしょう。

正月や夏休みには満員で泊まれないこともありますので、利用する場合は早めに予約するようにします。

緊急の旅行などでホテルが確保できないときは、かかりつけの獣医さんに頼んで預かってもらう方法もあります。

■できれば自宅で
猫にとって一番安心できる場所は自分の家です。

神経質な猫だと、ホテルなどに預けると、食事もとらなくなりやせ細ってしまうこともあります。

エサの補給とトイレの掃除をしに通ってくれる人が見つかれば、それが一番です。

旅行は、猫を飼っている人には共通の悩みなので、日頃から猫仲間を作り、いざという時にはお互いに助け合うようにするといいでしょう。

最近は、通いで猫の世話をしてくれる所もできています。




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■歯石は飼い猫病
人間に飼われて軟らかいものばかり食べている飼い猫は、歯石がたまりがちです。

猫の歯石は取りやすいので、気づいたときに爪で取ってやりましょう。

猫がひどくいやがったり、歯石が固まってしまっている場合は年に一回、病院で取り除いてもらうようにします。

老猫に多い歯周病もこの歯石が原因となって起こります。

歯が黄色くなってきたら歯周病になり始めています。

歯周病が進行すると、抜歯することになってしまいます。


■遊びは本能
猫は大人になっても好奇心旺盛でよく遊びますが、子猫にとって遊びは本能に根ざしたもので、生活の中心をなすものです。

子猫は遊びを通じて筋肉を発達させ、物をつかんだり、かんだりする力をつけていくほか、獲物の捕り方や闘いの仕方を学んでいくのです。

また、猫社会のルールを覚えるのも一緒に生まれた兄弟との遊びを通じてです。




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旅は苦手・・・高橋ナツコ

猫を旅行に連れ出すのは、あまりおすすめできません。

飼い主は、置いていくより親切と思っていても、環境の変化に弱い猫にとっては、旅は苦痛です。

どうしても、という場合は十分な準備をしてください。

移動にはキャリングバッグを使います。

通気性に配慮したものだけに、冬場は風邪をひく恐れがあるので、カバーをかけるか、ペット専用の使い捨てカイロを入れてやります。

中には途中でオモラシをした場合に備え、底にビニールシートを敷き上にタオルを重ねておきます。

旅先でのトイレ用に普段のトイレの砂も少量もっていきましょう。

なお、最近はペット同伴OKの宿もありますが、大半はまだ連れ込み禁止です。

OKの所も予約が必要だったり、細かい規則があったり、別料金だったりするので、事前に雷話で確認した方がいいでしょう。




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猫のブラッシングの基本は毛の向きに沿ってすくことで、別に難しいことではありませんが、長毛種と短毛種では必要な回数も、やり方も当然変わります。

■短毛種の場合、普段はむだ毛を取る程度で十分ですが、毛の抜け替わる春と秋にはていねいにブラッシングしてあげてください。

ブラッシングの前に全身をお湯で湿して行う方法もあります。

毛が飛び散らず、比較的スムーズにできます。

■長毛種の場合は季節に関係なく毎日のブラッシングが必要です。

まず粗目のクシで全身をとかします。

額、頬、あごの下の短い毛は鼻先に向かってクシを入れるようにします。

腋の下や腹部は毛玉ができやすい所なのでていねいに。

次に豚毛の柔らかいブラシでもう1回体全体をとかします。

最後に細目のクシを入れてできあがりです。

それでもベトついたり汚れた部分があったら、猫用のパウダーをかけてなじませてからクシを入れます。

こう書くと大変なようですが10分程度の作業です。



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■猫は、普段は舌を出さない
猫は、犬と違い普段は舌を出しませんが、時に舌を出したままにしていることがあります。

別にアカンベーをしているわけではなく、単にしまい忘れただけのようです。


■家出防止は愛情で
何かに驚いて逃げ出す以外にも、猫は家出することがよくあります。

家出の原因の多くは、新入りの猫や他の動物が来た、部屋の模様替えや引っ越しがあった、などの環境変化です。

いずれも猫にとってはつらいことですが、それをカバーするのが飼い主の愛情です。

こんなときは普段以上に注意してあげましょう。

このほか発情期になると家に寄りつかなくなりがちです。

どう考えても原因不明の家出は、やはり猫にしか分かりません。




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ペットシッターは、犬の世話を一手に引き受けてくれる便利なサービスですが、不在時に家に入って作業するため信用できるシッターを探すのが大切です。

もちろん、ペットシッター自身、世話をする部屋以外、世話のために必要な道具や行動以外は規制して作業に当たりますが、より安全で安心な外出をするためにも、信用できるペットシッターを見つけるに越したことはありません。

初めて利用するなら、動物病院に相談したり、ペット仲間の情報を集めたりして地域の様子を調べてみるといいでしょう。

きっと、地域で信用されているペットシッターがいるはずです。

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猫のための遊び道具として、バネの先にボールがついているものなどが市販されており、それなりに工夫されています。

しかし、遊びの天才の猫は特別な遊び道具がなくても平気です。

身近な遊び道具一の代表格はネコジャラシでしょう。

既製品があり、これを振ってやると猫は我慢できません。

ハタキも、目の前でヒラヒラさせられると、いくつになっても思わず手が出てしまいます。

糸でつるしたピンポン玉、ひも、毛糸玉、丸めた紙など一も猫にとっては十分すぎる遊び道具です。

紙袋や空き箱も大好きで、床に置いてあれば一人で入って遊び、しまいには満足して中で寝てしまいます。

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猫は逃げ出してもあまり遠くには行きません。

おびえている時は名前を呼んでも出てきません。

そろそろ猫が落ち着いたかな、という頃、呼んでやりましょう。

逃げた猫が見つかっても追いかけたりしないでください。

また逃げられてしまいます。

キャリングバッグの前にエサを置き向こうからやってくるのを待ちましょう。

家に帰ったらケガをしていないかチェックします。

どうしても見つからないときは、保健所に連絡してみるといいでしょう。

事故などで収容されていることもあります。

他人の家で面倒を見てもらっている場合もあるので、近所に張り紙をしてみるのもいいでしょう。

動物専門の探偵社もありますので相談してみるのも手です。

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今の状態だと、飼い主が来て犬の名前を呼ぶと、また前の状態に戻ってしまうからです。

犬にしてみれば、「あ、ボクの仲間が来た!」といったところなのでしょう。

そこで、犬を落ち着かせるためにも、私は最初の処置として、「ベンチに座って知らん顔して新聞でも読んでいてください」と飼い主に指導しました。

こちらで犬がハァハァと興奮していても、飼い主はいっさい無視するのです。

すると、10分?15分後に犬は落ち着きを見せ始めました。

しかし、飼い主が立ち上がると、また興奮。

それでも無視を続けると再び落ち着くのです。

飼い主が動く→犬が興奮→無視という動作を繰り返し行いました。

訓練の間、リードは訓練担当者が持っています。

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◆おいでのトレーニング

この時「コイ!」と厳しい口調で叱るように命じます。

犬が手元に来たらよくほめてあげます。

叱ることとほめることの差を、はっきりと態度で示します。

リードの引き方は、首にショックを感じるように弾みをつけて行ないます。

ズルズルという引き方はしないように。

◆ごほうびについて

「スワレ、マテ」と命じ、犬と対面し、一呼吸おいてから「ヨーシ、コイ」と呼び、この一連の動作ができた時にごほうびに食べ物を与えます。

常に与えるのも問題があり、命令と違うことをしたら絶対に与えないように、毅然とした態度が大切です。

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おいでの基本トレーニングをしっかりとすることによって、飼育してゆく上で起きてくる問題に良い影響が必ず出てきます。

その出合うであろう事柄を想定してここに記しますので、愛犬のことを考えて参考にしてみましょう。


(おいでの基本トレーニング)
■散歩中に首輪やリードが外れたような場合
散歩をしている時に首輪を抜かれたり、リードが放れてしまった時は、慌てず(難しいですが)にとりあえず「マテ」と声をかけてみます。

ほとんどの犬が放れた解放感から走り出しますが、飼い主から少し離れた所で一旦立ち止まるはずです。

追いかけて行くと余計に逃げて行くものですから、座って「ヨーシ、コイ」と呼びます。

または、思い切って「コイ」と言いながら反対方向へ歩いて行ってみます。

どちらの場合もヒステリックな声を出したり、焦ったりしないことです。

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蚊に刺されないことが何よりも大切ですが、予防手段が蚊取り線香だけでは心配。

すべての蚊を避けられるとは限らないし、犬の近くに置きすぎると煙でのどを痛めたりすることもあります。

最近は効果的なフィラリア予防薬があり、蚊の活動する期間中、月に1度服用することにより確実に予防できます。

この薬は、蚊から感染した子虫が心臓にたどり着く前に殺してしまうというものです。

薬を飲ませる際は、まず血液検査をして血中にフィラリアの子虫がいないかを確認。

血中に子虫がいると心臓には成虫がいますので、いきなり薬を飲ませると死んだ成虫が心臓から流れ出て動脈に詰まり、ショック死する場合があるからです。

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■5種混合ワクチン

★犬ジステンパー
発熱、結膜炎、鼻水、激しい咳、血便を伴う下痢

皮膚病変として、紅斑、水疱、膿疱の形成等。

末期では、ウイルスが神経系に達し、痙攣や麻痺等神経症状を示、致死率が90%と非常に高い。

★犬伝染性肝炎
高熱、腹痛、嘔吐、下痢、元気・食欲がなくなる。

時には、目が白く濁ることも。

生後1年未満の子犬が感染すると、突然死する場合もある。

★犬アデノウイルス2型感染症
(犬伝染性喉頭気管炎)
発熱、食欲不振、くしゃみ、鼻水、短く乾いたせき、のどや扁桃の腫れ、さらに肺炎を起こすことも。

他のウイルスや細菌との混合、二次感染により症状が重くなり、死亡率が高い。

★犬パラインフルエンザ
水様性の鼻水やせき、軽度の発熱、扁桃の腫れ。

伝染性がとても強く、犬アデノウイルス2型など他のウイルスや細菌との混合、二次感染が起こりやすく、症状も重くなる。

★犬パルボウイルス感染症
元気・食欲がなくなり、発熱と激しい嘔吐、血液の混じった激しい下痢。

さらに重症になると脱水が進み、衰弱も激しくなり、短い経過で死亡することも。

死亡率は非常に高い。

※以上が5種混合ワクチン

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完璧を目指し過ぎて疲れてしまうのはどうかと思いますが、犬にとっては飼い主であるあなただけが頼り。

ごはんをもらえなければ飢えてしまうし、人間が一緒でなければ外を歩くこともできません。

トイレだってきれいにしたくても、自分ではすることができないのです。

毎日食事して、トイレに行って、運動をして...。

最低限の世話は、飼い主の気分次第でしたりしなかったりでは困ります。

もしあなたが逆の立場だったらどんな気がするでしょうか。

今日はごはんをもらえるのか、散歩に連れていってもらえるのか、毎日不安でたまらないのではないでしょうか。

犬を飼い始めたら、規則的に面倒を見るのは避けられないことです。

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その場でピシッと...高橋ナツコ

怒られて押入れに入れられたり、外に出されたり...といった経験は、私たち人間にも、幼いころの記憶としてなきにしもあらず。

そんなとき、泣きじゃくりながらも怒られたことを反省したりするものです。

そんな過去の記憶から、同じようなしつけを犬にする人も少なくないよう。

でも、犬はその場その場の"今"に生きる動物。

叱られて、すぐにその行動をやめたのに、ほめてもらえるどころかハウスに入れられ、突き放されて...。

なぜそんな目にあうのか犬にはわかりません。

くどくどと叱られる場合も同様です。

意外に多いのが、「何やっているの?どうしてこんなことするの?こんなに言っているのにまだわからないの?だいたいあなたは...」と延々とどなり続ける叱り方ですが、これもまったくメリットなし。

犬は叱られ続けているうちに、何で怒られているのかを忘れてしまいます。

その場でピシッと、が基本です。

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いつも強いロ調で指示を出していると、犬はだんだんそれに慣れてしまい、何かを命令されているのか、ただワーワー言われているだけなのか、わからなくなってしまいます。

試しに一度、小さい声でそっと言ってみてください。

犬は「何だろう?」と首をかしげ、いつも以上にあなたの言葉に集中するでしょう。

指示語をはっきり明確に言うことは大切ですが、いつも強い命令口調である必要はありません。

軍隊ではあるまいし、いつも怒っているような態度だったら、犬を萎縮させてしまうだけ。

「何だかわからないけど、怒られているみたい...」というその雰囲気だけで犬は混乱し、指示に集中できなくなります。

また、その指示と怒られることが結びつき、いやな印象をインプットしてしまうでしょう。

そんな調子では、喜んで指示に従えるわけがありません。

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食事を運ぶときに、犬の名前と同時に「ハウス」という言葉をつけ加えます。

犬に、ここがハウスだと教えるわけです。

それを覚えたら、食事でないときに「ハウス」といって犬を呼びます。

犬はそこへ飛んで来るでしょう。

そこで、「フセ」をさせて静かにさせます。

最初は、ずっと見ていて、動いたら「ハウス」といってしかります。

そしてまた、食事のときに「ハウス」といい、そのあと、食事でないときに「ハウス」といって静かにさせます。

静かにしない場合は、何度も静かにしていることだと覚えさせます。

もし、お客さんが来ている間、その場所で静かにしていたら、ほめてあげることも忘れないようにしましょう。

また、静かにさせておくときには、おもちゃを与えておくと効果的です。

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犬は、子供のない夫婦、または独り暮らしのお年寄りたちの慰みに飼われる場合もありますが、一般には子供が親にせがんで、家族に迎え入れる例が多いようです。

多くは、「ぼくが〈わたしが〉いっさい面倒をみますから、ぜひ飼わせて...」

「きっとね...」という約束で、子犬を買うなり、もらうなりしてくるのですが、この約束は間もなく、子供の方から破られてしまいます。

最初から親をだますつもりはなかったでしょうが、たいていの子供は、朝夕の散歩に連れて行くことすら、満足にできなくなってしまうのです。

子供には、犬を飼いたいというごく単純な欲求と、一日として欠かせない生き物の面倒とのギャップがわからないので、無理もありませんが...。

ではその後、飼い犬の面倒は誰がみるかというと、一般には、家にいる時間の最も多い主婦の肩にかかってきます。

AGFの資料によっても、犬の世話は、主婦72%となっています。

主婦は、それでなくても日常の家事で大忙しです。

犬を飼うにはまず主婦の、もう一人家族が増えるつもりの覚悟が必要です。

同時に家族全員が犬の世話まで主婦にさせない自覚をもたなければなりません。

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犬にがまんを教えてしつけてあれば心配いりませんが、そうでないとパニックに陥って病気になったり、他人に危害を加える可能性も考えられます。

先進諸国の中で、日本だけが犬のしつけをしないことを許している国であることをご存じでしょうか。

アメリカやヨーロッパでは、犬が問題行動を起こすようなことがあれば、飼い主が非難されます。

つまり、あなたの犬がパニックになり、空港で大騒ぎになると、飼い主のあなたの責任が問われることを覚悟しなければならないということです。

できれば出発するまで、ケージや車での移動、他人や他の動物などにならすようにしましょう。

ただしあせってはいけません。

ケージにならすときは、初めは入るだけ......、と少しずつならし、うまくできたらオーバーなまでにほめてやります。

車の移動も同様で、最終的にはケージに閉じ込めて空港まで運べるよう、少しずつならしてやります。

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消極的な強制法は、飛びっいてきたときに犬の前足を握り、そのままの状態で前方(犬から見れば後方)へ歩きます。

この二本足での後ろ歩きは犬にとってかなりの苦痛ですから、数歩も歩くと、っかんでいる前足を放してほしいという態度を見せます。

そのとき手を放して、しゃがんでから愛撫をします。

同じように飛びついてきたときに、前足を両手で強く握りしめたり、あるいは前足を軽く握ったまま、犬の後ろ足を靴で踏んづけたりすると、犬は痛さから前足を下ろすものです。

このような方法をくり返しますと、飛びつくと痛みを味わうことを知って、飛びっかなくなります。

しかし、これは犬の主人に対する愛情表現をなおすしつけとなりますから、最後には、必ずしゃがんで犬を愛撫してやり、その欲求にこたえてやらねばなりません。

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犬は、非常にうれしいことがあると、それを体で表現するために、なかには勢いあまって、飼い主に飛びついてくるものもいます。

これは、犬が自分の目を主人の目に近づけたいとか、主人の体臭を十分に味わい、優しく愛撫をうけたいといった気持ちからです。

しかし、飼い主が平服のときはともかく、訪問着や盛装しているときに飛びっかれるのは困りもので、まして雨の日に泥足などでやられてはたまったものではありません。

が、これを頭ごなしにしかりつけるのは、犬が示す親愛の情や信頼への裏切り行為ともなり、避けたほうがいいでしょう。

しかることなく、飛びっかせないようにすることができるならば、それにこしたことはないのです。

それには子犬のころから、愛撫をするときは必ずしゃがんで、犬が飛び上がらなくとも十分に主人の犬の後足を踏んでもよい。

体に接することができるようにしてやることです。

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嗅覚...高橋ナツコ

犬の5感の中で、最もすぐれているのは、鼻で物を知る嗅覚です。

これこそ、人間は遠く及びません.雌雄の区別も、親子の関係も、また食物の見分けも、すべてにおいでかぎ分けるのです。

風に乗ってくる物のにおいは、200メートルぐらい下手にいてもわかるそうです。

例えば、たくさんある石の中へ主人が投げた石を、そう手間どることもなく拾ってこられる能力は、主人の体臭を鼻で覚えているからです。

警察犬の目ざましい働きは、この嗅覚によってとげられるわけです。

犬は、初めての人や物に出会うと、まずにおいをかぎ、記憶します。

したがって、犯人のカムフラージュなど、案外簡単に見破ってしまいます。

地鼻(地面すれすれに鼻をつける)で、獲物のにおいをかぐ獣猟犬ハウンド・ドッグ聴力もバッグン。

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愛犬家の中には、何匹も犬を飼った経験から、しろうとなりに犬の病気を判断してかってに結論を出してしまうケースが見られます。
そして、病気に対して自分と考えが異なる場合は、獣医師の判断を無視してしまうことがありますが、これは犬にとってたいへん不幸なことです。

もしこれが人間の子供だったら、親が医師の指示を無視してかってに治療法を変えるようなケースはありえないでしょう。

ところで、よい獣医師とは、どんな人のことをいうのでしょうか。

(1)犬の飼い方、しつけを、犬の一生を考えながら、熱心に教え、相談に乗ってくれる人。

(2)病気予防についてよく教えてくれる人。

(3)病気で病院に連れて行ったとき、ふだんの生活や状態や事情をたずねて、病気の原因や現在の状 態、治療法をていねいに説明し、生活上の注意を説明してくれる人。

(4)検便や、血液などの検査をしてくれ、フィラリア症予防の薬を与える前に血液検査をしてくれる人。

(5)必要なワクチンを打っていないときや、期限が切れていたらすぐにすすめてくれる人。

(6)病院内が清潔に保たれ、整理整頓が行き届いていること。

(7)診察室の室温が寒すぎず、暑すぎないこと。

(8)動物の声がうるさくなく、病院内がある程度静かなこと。

(9)治療費の明細を説明してくれ、必要なら費用について相談に乗ってくれる人。

(10)動物に話しかけながら、やさしく扱う人。

こうした条件を満たした獣医師で、しかも飼い主と十分にコミュニケーションがはかれる人を選ぶのがポイントといえましょう。

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犬が病気になって動物病院で治療を受ける際には、その犬のデータが多いほど的確な診断と治療が施されるものです。

中でも飼い主が気をつけたい点は、犬を病院に連れて行くとき、飼い主か家族が必ずいっしょに行くということです。

忙しいとか、都合が悪いときなど早く病院へ連れて行きたいとなると、近所の人や知り合いに頼むことがあるのですが、これはよくありません。

と言うのも、どのような経過をたどって現状のような症状になったのか、いつも何を食べさせ、きのうは何をどのように食べたか、あるいは、室内か室外で飼っていて犬小屋や犬の寝床はどんな状態なのか、いつから様子がおかしくなったかなど、日ごろの生活や環境をことこまかく獣医師に報告できるのは、飼い主とその家族だからです。

もちろん家族でも、犬のことは何もタッチせず、かまっていない人が犬を病院へ連れて行っても、他人と同様ですから役には立ちません。

病院へは必ずその犬といつもふれ合い、様子を知っている人が連れて行くべきなのです。

これはなにも犬の状態を獣医師に報告するためだけではありません。

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犬の健康・・・高橋ナツコ

犬の手入れは、純血種の長毛犬だけのものと考えがちですが、どのような種類(雑種犬も)であっても健康維持には欠かせません。

犬は本来、たいへん清潔好きな動物ですが、くさりにつながれたまま、雨にぬれてどろどろに汚れて放置されると、飼い主は「犬とは汚れたもの」と考えるのがあたりまえになり、一方、犬はそうした環境に従わざるをえなくなります。

犬を汚れたまま放置することは、ノミ、ダニなどの寄生虫を温存させたり、皮膚病を起こしたり、また病気になってもその信号をキャッチできなかったりします。

かといって、人間のようにしよっちゅうおふろに入れ、シャンプーを行うなどの過剰な手入れもまた、皮膚病などの大きな原因になります。

このブログでは、犬と飼い主が快適な暮らしができ、なおかつ、犬の健康に役立つ手入れ法を紹介しましょう。

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けいれん・・・高橋ナツコ

神経症状として出ることがあります。

また、子犬のときには、血液中の糖分が減少しても起こります。

さらに、回虫が大量寄生しているときにも起こります。

お産の後、授乳中に母親が起こすけいれんは、血液5犬のかかりやすい病気

中のカルシウム濃度が急に低下することによって起きます。

かなり激しい症状ですから、放置しておくとそのまま死亡することもありますから、速やかに獣医師の治療を受けてください。

頻繁に水を飲む

まず考えられるのは、人が安易に食べ残しの煮物や、みそ汁などを与えた場合の塩分の取り過ぎです。

人には、それほど濃い塩味とは思えない食べ物でも、体の大きさの違いからして、犬には強過ぎます。

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愛犬家なら、だれでも自分の犬に健康で長生きしてもらいたいと思うものです。

しかし犬は、飼い主から与えられた条件の中でしか生活ができません。

言葉で、苦しみや痛みを訴えることもできないのですから、犬の生命は飼い主である、あなた自身が握っているということを常に考える必要があります。

犬の具合が悪ければそれなりの、信号があるものです。

異常の早期発見は、犬の健康を守るために、最も大切なことです。

飼い主はものいわぬ犬たちにかわって、訴えることのできない異常を、できるだけ早く発見しなければならないのです。

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犬のパッド(足の裏)は、中央にある掌球、四指の下面にある指球からできています。

じょうぶな皮膚ですが、たとえばビタミンが欠乏したときなど、ひび割れたりします。

この症状を見たときには、ビタミンA、恥、恥、Dなどを多く含む食事を与えるのと同時に、患部にも同じビタミンを含む軟こう、および油性クリームを塗布します。

じょうぶな皮膚のパッドですが、何しろ犬は、はだしで駆け回ります。

したがって、負傷しやすいので一日一回は点検する必要があります。

また、長毛犬のパッドの間に伸びる毛はときどき切ります。

放置すると、この毛玉で犬が滑って危ないですし、足がモップのようになって不潔です。

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いていの犬は、自動車に乗せられることが特別うれしくて、ドアを開けると真っ先に飛び込みます。

この無作法も、家族の一員の犬である限り、許しておいてはなりません。

このしつけは、まずドアの前で"スワレオアズケ"の姿勢をとらせることから始めます。

これができたとき初めて、「ヨシ」で乗り込ませます。

以上の順序をわきまえず、飛び込んでくる犬に対しては、音の出る玩具の槌などを持って先に乗り込んでおき、「イケナイ!」という気合いとともにその槌で犬の頭をたたいて矯正します。

車中では、一定の席を与え、動き回らないようにしつけます。

特に運転者が主人であった場合、まとわりつかないように配慮しましょう。

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最初の"コイ"のしつけは、引きひもいっぱいの距離に離れ、「コイ」という声のサイン、または引きひもを軽く引いて、犬の首に刺激を与え触発のサインで呼び寄せます。

かけ寄ってきたら、まず「ヨシヨシ」とほめてやった後、必ず"スワレ"の姿勢をとらせることを習慣づけます。

このしつけも、慣れてくるに従い、引きひもを外し、距離を延ばして行います。

「コイ」の命令に即座に応じ、駆けてきたときには、「ヨシヨシ」とほめてやるほかに、軽く体をたたいたり、なでたりしてやります。

犬は、ほめられたりなでられたりする快感を覚えていていろいろな動作をするのですから、この場合も喜ばすことは欠かせません。

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"スワレ"の姿勢は、人が犬をなでたり、何か言い付けたりするときの格好です。

また犬にしても、人の要求を待つのに一番楽な姿勢でしょう。

犬にこの姿勢をとらせる位置は人の正面、あるいは左側です。

このしつけについて、このブログでは子犬を相手にした、食べ物を使った方法を述べます。

まず犬の好む食品、またはそれを入れた食器を見せ、犬の頭上に持っていきます。

犬はこれを取ろうと飛び上がりますので、そのつど「スワレ」あるいは「オスワリ」と命じます。

犬は数回飛び上がった末、どうしても取れないことを知ると、自然に"スワレ"の姿勢をとって、頭上の食べ物を見ています。

そこで「ヨシヨシ」とほめ、頭上の食べ物を下して与えます。

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犬を飼うと、その飼い主には、狂犬病予防法に基づく飼い犬の登録と、その注射を受けることの法的義務が生じます。

要するに、純粋種、雑種を問わず、生後三か月以上の犬を所有すると、一か月以内に、現住所の市町村長を通じて、知事あてに登録の申請をしなければならないのです。

その実際は、まず所轄の保健所に行って飼犬登録申請書の用紙をもらい、その必要事項欄に種類、生年月日、毛色、性別、犬名、飼養者住所氏名などを書き込みます。

そして、その書類に登録手数料を添えて提出し、畜犬鑑札(登録票)と門票を交付してもらいます。

交付された鑑札は犬の首輪に、門票は飼い主の家の入口につけておく決まりになっています。

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お尻を地面に付けて、ズリズリする場合があります。

これは肛門腺と呼ばれるにおいをつけるための分泌物がたまってお尻のあたりが気持ち悪くなり、不快感をとろうとしている仕草です。

こういった様子が見られたら、分泌物のしぼり方に慣れていない場合は獣医師の治療を受けましょう。

治療は肛門腺をしぼればおそらくすぐに終わるはずです。

目やには健康なときでも出るものですが、それを放置しておくと目の回りの毛が抜け落ちたり、皮膚が赤くはれ上がったりする原因にもなります。

犬の顔を見て目やにが付着している場合は、ティッシュペーパーなどで取り除いてあげるといいでしょう。

また、大量の目やには目の病気の疑いがあります。

もしくは、発熱しているときにも大量に出ますから、多い場合は動物病院での診察をおすすめします。

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おやつは飼い主の自己満足を満たすだけのものといえますから、もし与えているなら認識を改める必要があるでしょう。

また、犬には与えてはいけない食べ物がたくさんありますから、おやつはおろか、食事全般を注意しなくてはなりません。

特に、犬専用のフードではなく手作り食を与えている場合は、犬の食に対する知識を身に付けるべきでしょう。

犬には塩分は多く必要ありませんし、調味料による味付けは不要です。

また、人が食べて問題ないものでも、犬には命取りになる食べ物もあります。

チョコレートは中毒症状を引き起こす可能性があります。

ネギ類は貧血や血便の原因に。

お茶やコーラなどに含まれるカフェインは下痢、嘔吐、多尿のもとになります。

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多くの方が知っているように、犬は人よりも早く成長します。

一般的に小型・中型犬は、成犬になるまでが早く、成犬後はゆっくりと年をとって寿命は13?15年ぐらい。

大型犬は成犬になるまでが遅く、成犬後は早く年をとって寿命は10?12年ぐらいです。

犬種や個体差によって成長する速度や寿命は違いますが、おおむね小型・中型犬のほうが長生きするといえるでしょう。

私が懇意にしている獣医師が診療していた犬には、メスのシー・ズーで23歳まで立派に生きた犬もいます。

そのシー・ズーは長寿の家系だったらしく、母犬も亡くなったのは21歳。

外耳炎や皮膚トラブルはあったものの、とりたてて大きな内科的疾患もなく、最後は老衰だったそうです。

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基本的には犬と飼い主が同じベッドで寝ることは、犬が飼い主をバカにすることにつながるので定着させたくはありません。

しかし、多頭飼いの場合は特別措置。

順位付けができた段階で、一番上位の犬をベッドから下ろせば、飼い主がバカにされることはありません。

この二つを根気よく続けて行えば、犬同士では厳格な縦社会ができ上がり、犬同士でケンカするなどといったこともなくなっていきます。

とはいえ、飼っているうちに順位付けは、徐々にあいまいになってくるものです。

私の家では5頭の小型犬を飼っており、普段は私のベッドの下でハウスに入って静かに寝ています。

しかし、しばらくすると他の犬が一番年長のアズキに対し、無視をするような行動に出ることがあります。

これは犬同士の順位逆転の危機です。

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母犬が狩りに出かけて獲物をしとめ、巣で待つ子犬にエサを与えるとき、母犬は獲物をそのまま直接子犬に与えることはありません。
そんなことをすると巣に運んでいる間に、他の動物に横取りされる危険があるからです。

では、どのようにして母犬は子犬にエサを与えるのでしょうか?

母犬は、獲物をしとめると、子犬の分まで食べ、巣に戻ります。

子犬は母犬の口をぺ口ぺ口と舐め、母犬はその刺激でエサを吐き出し、子犬たちに与えるのです。

だから、犬が口をペロペロと舐めるのは、「ごはんちょうだい!」の意味。

決して愛情表現ではありません。

ここで、子犬がペロペロと口を舐めてくるのを、「よしよし」となでてしたいようにさせていると、飼い主がエサを吐き出さなくても習慣化してしまうのです。

高橋ナツコ
高速道路のサービスエリアで、犬を下ろして散歩をしてる人をよく見かけます。

犬にも排泄や気分転換、運動をさせてあげたいという飼い主が多いのでしょう。

しかし、車を止めたら必ずしも犬を下ろす必要はありません。

もちろん、長時間車に乗せるのなら、どこかで排泄をさせてやる必要はあります。

しかし、飼い主が休憩するたびに下ろす必要はないのです。

でないと、犬は車のエンジンが切れるたびに「早く出して、出して」とソワソワするようになってしまいます。

これが食事の場合だと大変です。

人間が食事をする場合、犬はレストランに入れないので、どうしても車の中で待たせることになってしまいます。

高橋ナツコ

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