愛犬家なら、だれでも自分の犬に健康で長生きしてもらいたいと思うものです。
しかし犬は、飼い主から与えられた条件の中でしか生活ができません。
言葉で、苦しみや痛みを訴えることもできないのですから、犬の生命は飼い主である、あなた自身が握っているということを常に考える必要があります。
犬の具合が悪ければそれなりの、信号があるものです。
異常の早期発見は、犬の健康を守るために、最も大切なことです。
飼い主はものいわぬ犬たちにかわって、訴えることのできない異常を、できるだけ早く発見しなければならないのです。
高橋ナツコ