指示の出し方を変えてみる...高橋ナツコ

いつも強いロ調で指示を出していると、犬はだんだんそれに慣れてしまい、何かを命令されているのか、ただワーワー言われているだけなのか、わからなくなってしまいます。

試しに一度、小さい声でそっと言ってみてください。

犬は「何だろう?」と首をかしげ、いつも以上にあなたの言葉に集中するでしょう。

指示語をはっきり明確に言うことは大切ですが、いつも強い命令口調である必要はありません。

軍隊ではあるまいし、いつも怒っているような態度だったら、犬を萎縮させてしまうだけ。

「何だかわからないけど、怒られているみたい...」というその雰囲気だけで犬は混乱し、指示に集中できなくなります。

また、その指示と怒られることが結びつき、いやな印象をインプットしてしまうでしょう。

そんな調子では、喜んで指示に従えるわけがありません。

高橋ナツコ

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このページは、-が2016年12月16日 10:45に書いたブログ記事です。

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