2014年2月アーカイブ

相性の悪い相手と道で出会った時、飼い主は犬を抱え込んでその場に立ち止まってしまうことがありますが、この行動もしてはいけないことです。

抱え込むと犬は、飼い主に保護された強みで最も強気になり、かえって相手に吠えついて行く結果になります。

さらに「オトナシクシナサイ」などと声をかけようものなら、よけいに犬を増長させることになりますので気をつけましょう。

相性の悪い相手が見えただけで道を変えてしまう人もいますが、これもしてはいけません。

相手が見えても知らん顔をして歩き、吠えそうになったらすかさず、リードの先端で尻を。

高橋ナツコ
散歩をしている時に、社交性のない犬は人に吠えたり、敏感な犬は猫や犬にほえついていったりしてしまいます。

このような悪い行動が少しでも見えたなら直ちに厳しく叱らなければいけません。

吠えると同時に強い力で人を引っ張って行きますので、叱ろうと思ってもその力に負けないようにするのが精一杯という飼い主の姿をよく見かけます。

普段から人の左側に行儀よくついて歩くことをトレーニングしておくことが大切です。

犬が吠えついて行ったなら、「イケナイ!」と厳しく叱り、リードを強く引き戻し、なるべく歩調を変えずに歩いて行きましょう。

走ってその場を去ろうとしてはいけません。

犬は興奮しているでしょうが、飼い主が同じように取り乱しては、最も悪い結果を生み、かえって事故につながる危険な状況を招いてしまいます。

場合によっては、リードの先端で犬の尻を叩いて厳しく叱ることも必要です。

高橋ナツコ
一般的に、12歳を過ぎれば高齢期に入ったことになり、いっそう慢性の病気や腫瘍を抱えやすくなります。

人も動物も高齢化が進むにつれて避けられないのが各種の腫瘍です。

その発生頻度は加齢とともにますます高くなっていくことも人の場合と同じように避けられないことなのです。

しかし、早期診断と早期治療によって、多くの場合助けることができます。

たとえ生きられる期間が限られる場合であったとしても、高度な獣医学の応用で、今日では生きている限り大切なクオリティー.オブ・ライフを長く保つことができるです。

高橋ナツコ

犬と人間の年齢・・・高橋ナツコ

犬はたったの1年で人の15歳に当たる成長をとげるのです。

2歳になってからは、人間の1年は犬の4年に当たります。

犬では3カ月が1年という計算になります。

つまり、犬は人の4倍の速さで生きていることをしっかりと認識して欲しいのです。

犬が7歳(人では44歳)になればれっきとした中年で、いわゆる人間でいえば成人病を心配してあげなければならない年齢ということになります。

そのことは犬も人と同様に「腫瘍年齢」に達したことでもあるわけです。

高橋ナツコ
怖い病気を予防するにはオスであれメスであれ、子供をつくらないという意思がはっきりしている場合は、いずれも5カ月になる前にオスは去勢手術、メスは卵巣・子宮摘出手術を受けておくことです。

この手術をしておけば、男性ホルモンや卵巣ホルモンがかかわっている病気をすべて予防できるばかりか、犬の攻撃性をほとんどなくしてしまうことができます。

そのうえ犬は性によるストレスから解放され、人にとっても犬にとってもクオリティー・オブ・ライフが向上することになり、たいへん価値のある大切な手術といえます。

高橋ナツコ
すべての小型犬では生後6?12カ月の診察とX線検査で明らかにできる習慣性ピザ関節内側脱白という病気が起こりやすいのです。

これなどもピザの関節が遺伝的にうまく正常にできあがらないために起こる病気です。

この病気を放っておくと年をとるにつれて関節の中にある十字靱帯が傷んで、慢性のピザ関節炎とともに十字靱帯断裂という病気に進むことが多いのです。

また、小型犬の思春期では股関節をつくっている大腿骨の骨頭と呼ばれる部分が崩れたり変形してしまうレッグパーセス病があります。

高橋ナツコ
さまざまな大型犬では特発性の心筋症と呼ばれる心臓の病気などになりやすいのです。

ゴールデン・リトリバー、ラブラドール・リトリバー、ジャーマン・シェパード、その他すべての大型犬に起こりやすいのが股間節形成不全、離断性骨軟症などで、生後6?12カ月のX線検査で明らかにできるのです。

ダックスフントのような胴が長くて足の短い犬種は椎間板ヘルニアなどになりやすいです。

注意することは年齢が進むにつれて、慢性的に悪化し、骨の変形を起こさせる変性関節炎という病気になりやすいのです。

高橋ナツコ
ストップ(胸)が深いキャバリア・スパニエル、アメリカン・コッカースパニエル、ヨークシャテリア、トイプードル、チワワ、ポメラニアン、マルチーズ、パピヨンなども同様に、いろいろな原因で起こる流涙症が発症しやすくなります。

その他の目や目のまわりの病気になりやすく、軟口蓋過長症や気管虚脱(気管がつぶれてパイプ状態が保てない)という病気のために心臓や肺の病気が起こりやすいのです。

さらにすべての小型犬や中型犬では、中年(5?7歳くらい)になると、心臓弁膜症(主に僧帽弁に起こる)が遺伝的に起こりやすく、キャバリア・スパニエルなどはその典型でしょう。

高橋ナツコ
子犬の性格をチェックする その5

本当に健康な子犬はどのように見えるのでしょう。

健康な子犬はイキイキとしていて、しかもずっしりと重たく感じられるものです。

でも決してビヤ樽のようなお腹はしていません。

目や鼻を見てみましょう。

鼻はほどよく湿り気を帯び、目は目ヤニなどもなくきれいなものです。

毛色、ツヤはどうでしょう。

ツヤがありしかもはげたところなどがあってはいけません。

子犬が最高のコンディションであったとしても、良心的なブリーダー、ペットショップなら必ず子犬を引き渡すときに、「必ず獣医師に健康診断をしてもらってください」と動物病院での診察をすすめるものです。

高橋ナツコ

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