ストップ(胸)が深いキャバリア・スパニエル、アメリカン・コッカースパニエル、ヨークシャテリア、トイプードル、チワワ、ポメラニアン、マルチーズ、パピヨンなども同様に、いろいろな原因で起こる流涙症が発症しやすくなります。
その他の目や目のまわりの病気になりやすく、軟口蓋過長症や気管虚脱(気管がつぶれてパイプ状態が保てない)という病気のために心臓や肺の病気が起こりやすいのです。
さらにすべての小型犬や中型犬では、中年(5?7歳くらい)になると、心臓弁膜症(主に僧帽弁に起こる)が遺伝的に起こりやすく、キャバリア・スパニエルなどはその典型でしょう。
高橋ナツコ