"目は面の飾り"と言いますが、犬の場合も、目は健康美を左右します。
例えば、美しく容姿を整えたマルチーズでも、純白の被毛に涙やけがあるようでは形なしです。
犬の目の状態で、特に手をやくのは、涙が絶えず、目頭から鼻の方向に流れ出ており、付近の被毛を茶褐色に染める"涙やけ"です。
これは、目にごみやほこりが入ったり、煙や排気ガスの刺激を受けたりした後の放置からも起こりますので、毎日、ほう酸水で目の縁をふくなどの手入れが欠かせません。
目に入ったごみをとるには、成人用の吸い飲み器を使い、水道の水で眼球や結膜を洗い流します。
目薬やその他の薬品は、素人判断で使わないで、獣医師の指示に従います。
高橋ナツコ