軽度のうちは生活に支障はないが、症状が日常生活において見えたころには疾患がかなり進行していると考えられ、さらに進行すると、歩くこともままならず寝た切りの状態になったり、最悪の場合、命を失う危険性もある。
水頭症の原因は先天性の場合がほとんどで、チワワの他には、マルチーズやヨークシャー・テリア、オールド・イングリッシュ・シープ・ドッグ、トイ・プードルなどの小型犬、またはボストン・テリア、パグ、ペキニーズなどの短頭種に多い傾向にある。
先天性水頭症の場合、生後間もなくから1年以内に発症することがほとんどで、ペット・ショップから家に来てわずか数週間で水頭症と診断されるなんていう例もある。
高橋ナツコ