同一食器で多数に食べさせると、どの犬がどれだけ食べたかわからないので、健康管理上の問題が出てきますが、最初のうちは競ってたくさん食べようとしても、慣れてくるとそのようなこともなくなって、適量を食べるようになります。
ですから、この方法は、しつけのうえからはむしろ望ましいといえます。
しかし、どの方法にするかは、飼い主がそれぞれ決めるのがよいでしょう。
何頭かを一緒に食べさせるとき、しつけはとくに大事です。
もし、強い犬が弱い犬をいじめるようなとき、いじめる強いほうの犬をしかって、争ってはいけないことを教えます。
しかるときは、弱いしかり方でなく、強いしかり方をして一度で争いをやめさせるようにするのがポイントです。
高橋ナツコ