日本では、散歩時のリードの着用は飼い主の義務。
河原や公園などの公共の場所は、犬とその飼い主だけのものではありません。
リードなしの犬を見るだけで恐怖感を覚える人や、小さい子供、お年寄りもいます。
走ってきた犬をよけようとして転んだ、などのトラブルも多いもの。
また、車道に飛び出してしまうなど、ノーリードは事故のもとです。
必ず着用するようにしてください。
とはいえ、広い場所を喜んで全力疾走する犬の、生き生きとした表情は、見るだけでうれしくなりますね。
たまにはリードをはずし、自由に駆けまわる機会はぜひ確保してあげたいもの。
最近は犬を遊ばせる専用の施設(ドッグラン)があちこちにできてきましたので、犬を放すことが認められている場所で遊ばせるようにしましょう。
自由な運動は全身の筋肉をしなやかに鍛え、野生の本能として持っているあらゆる感覚を刺激し、脳を活性化させるのにも役立ちます。
そこに同じ犬友達がいれば、こんな楽しいことはありませんね。
ドッグランの中には平均台などの運動施設を併設しているところもあるので、利用するのもいいのでは?飼い主に励まされて障害をクリアしていくのは、絆を深めるいい機会になりますよ。
高橋ナツコ