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■猫の骨が折れたら
骨折かもしれないと思ったらできるだけ患部に触れないように。

ヘタに触ると血管や神経を傷める恐れがあります。

足だったら副木をあてるか、小雑誌などで包むようにして包帯で巻いて固定して病院へ。

直ちに診てもらえるのなら応急処置はしない方が賢明です。

背骨の場合は板に横向きに乗せ、ひもで全身を固定し静かに病院に運びます。

ケガがひどくどうしていいか分からない場合は、とにかく医師に雷話し、指示を仰ぎます。


■猫のシグナル
健康な子は健康な両親から。

父猫、母猫とも、親になるための第一条件は遺伝的異常がなく、精神的にも生理的にも健康であることです。

健康であるということは、まず母猫は普段から完全な栄養(正しい食事)をきちんととっているかということで、これは母体、子育てにも影響のあるとても大切な条件の一つ。

また、子猫の時から甘やかされ過ぎて育てられ、飼い主に対して極度の依存心をもった猫も、精神面の安定に欠けた、不健全な猫といえるでしょう。

親猫の条件を満たすのは、これらのことがきちんと備わっていることをいうのです。



高橋ナツコ
■猫が交通事故にあったとき
あまり動かさずに、まず獣医さんに電話して、ケガの状態、全身の様子を正確に伝えて指示を仰ぎます。

もし、口の中に血液や吐いたものがたまっていたら窒息の原因になるのでガーゼなどでぬぐってやりましょう。

注意したいのは、一見、何の異常もないときです。

猫は我慢強いので、内臓などに損傷があっても外から見るだけでは異常に気がつかないことがあります。

必ず獣医さんの診察を受けるようにしましょう。


■変化の多い脈、呼吸
脈は後足の内側の上部3分の1ほどの所にある静脈を探し(見つけにくいのでよく探す)、軽く指先をあてて数えます。

静かにしているときに測って、正常値は1分間90?240回で、呼吸は正常時で1分間に30?40回くらいです。

胸やお腹の上がり下がりを見て数えてください。

脈も呼吸も、興奮したり、遊んだ後は上がるので、静かにしているときに計ります。




高橋ナツコ
■猫のシャンプーは頭から
シャンプーは、薬用ノミ取りシャンプーを。

洗う際は頭から下の方へ洗い、ノミを追い詰めます。

体からだと、ノミが頭に逃げて取りにくく大変です。

洗面器に浮かんだノミは洗剤液につけるか、集めて焼いて殺します。


■猫のノミは卵のうちに
いくらシャンプーをしても、猫の体から落ちてあちこちに転がっている卵がそのままではもとのもくあみです。

掃除機で徹底的に掃除しましょう。

猫の寝場所付近が要注意ですが、どこにでも落ちている可能性があるので家具の裏なども忘れずに。

夏の繁殖期に入る前に行うのが効果的です。

掃除の後は、吸い取り口に殺虫スプレーをかけ、フィルターは洗剤液につければ、ほぼ完壁です。




高橋ナツコ


■長毛種の猫はこまめに、シャンプーする
長毛種の猫の場合、月に1回、できれば1週間か10日に1回はシャンプーをしてやります。

手入れが悪いと、腋の下や腹部に毛玉ができ、美しい毛並みが台なしですし、毛球症になることもあります。

短毛種なら、濡れた布で汚れをふき取る程度で、こまめにブラッシングをしてやればシャンプーの必要はあまりありません。


■やっかいな涙やけの変色
涙目の猫の場合、目の周囲が涙やけで変色することがあります。

もとに戻すのは大変なので、普段の手入れが必要です。

ぬるま湯で湿らせたガーゼかコットンで目の周りを軽く叩くようにして分泌物を柔らかくし、絞ったコットンでそっとふき取ります。

猫の目はデリケート、人間用の目薬やほう酸水を使うと炎症を起こすので絶対にやめましょう。



高橋ナツコ
■猫の毛色で性格が分かる?
毛色を決める遺伝子はオス、メスを決める性染色体上にあるので、性別によって表われやすい色の偏りが起こります。

たとえば、赤虎の大半はメスですし、三毛のオスは染色体異常によってしか生まれず、多くは繁殖力がありません。

また、毛色と性格について、一般に赤毛の猫はボヤッとしているものが多く、三色や白は神経質、黒は理知的ともいわれますが、はっきりした論証はありません。

■多いのはA型
わがままで気まぐれな猫の性格からして、血液型はB型が多いのでは、と思われるかもしれませんが、実はA型が圧倒的なのです。

最近行われた日本の調査ではA型9割、B型・AB型で1割弱となっていますし、別の調査でもA型は70%以上を占めています。

考えると、暇さえあれば身つくろいをしているきれい好きと、環境変化を嫌う神経質な所はA型にぴったりかもしれません。



高橋ナツコ

親と違う毛色の子猫も

白猫カップルの子猫に黒猫が混じっていても「どこで浮気したんだ」などと疑ってはいけません。

昔習った遺伝学を思い出してください。

猫の色を決める遺伝子には優性と劣性があります。

たとえば、黒とブルーでは、黒が優性でブルーは劣性ですから、両方の遺伝子をもっている猫は必ず黒になりますが、このような黒猫カップルの子猫には4分のーの確率でブルーの子猫が産まれてきます。

このほか毛の長さ、毛の質なども遺伝によって様々に変化します。

だから、どんな子猫が産まれるかを確実に知るには、3代前からの交配記録がすべて記されている血統書が必要になります。

血統書はキャットクラブなどで発行されています。

高橋ナツコ

お土産は、飼い主訓練

猫はネズミやヘビ、スズメなどを捕まえると、わざわざ飼い主の所までもってきます。

とんだお土産で、思わず叱りたくなりますが、そこはちょっと我慢。

運んで来るのは、獲物を安心して食べられる所に移す本能だとの説のほか、飼い主を無能なハンターと見ているので、子猫に対するのと同じく獲物の捕り方を教えようともって来るのだ、との説があります。

避妊したメス猫に特にこの行動が目立つので一理ある意見かもしれません。

いずれにしろ本能に基づく行動で、猫にすれば獲物を捕えて得意満面のときに叱られても、なぜ叱られたか理解できず、隠れて捕るようになるだけです。

部屋の隅で死骸が腐っていた、というようなことにならないようにお礼をいって受け取ってすぐ処分するようにした方がいい一でしょう。

高橋ナツコ

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