2016年7月アーカイブ

犬の本能

犬は野生時代から、待ち伏せして獲物をねらう猫とは異なり、自ら出て行き追いかけて捕る獣でした。

したがって、走行力のあることは猫の比ではありません。

100メートルぐらいの競争なら猫の方が速いでしょうが、それ以上走ったら、猫はたちまちアゴを出し、追い越されてしまいます。

猟犬なら、一日に山の中を100キロも、歩いたり走ったりしても平気です。

ただし、高跳びは猫にかないません。

犬は猫よりも体が重く、また筋肉が硬いためです。

これも種類によって相違はありますが、だいたい自分の体高の3倍ぐらい跳ぶのが限度でしょう。

高跳びは苦手でも、幅跳びの成績はよく、シェパード犬は助走してくると10メートルぐらい跳びます。

高橋ナツコ

嗅覚...高橋ナツコ

犬の5感の中で、最もすぐれているのは、鼻で物を知る嗅覚です。

これこそ、人間は遠く及びません.雌雄の区別も、親子の関係も、また食物の見分けも、すべてにおいでかぎ分けるのです。

風に乗ってくる物のにおいは、200メートルぐらい下手にいてもわかるそうです。

例えば、たくさんある石の中へ主人が投げた石を、そう手間どることもなく拾ってこられる能力は、主人の体臭を鼻で覚えているからです。

警察犬の目ざましい働きは、この嗅覚によってとげられるわけです。

犬は、初めての人や物に出会うと、まずにおいをかぎ、記憶します。

したがって、犯人のカムフラージュなど、案外簡単に見破ってしまいます。

地鼻(地面すれすれに鼻をつける)で、獲物のにおいをかぐ獣猟犬ハウンド・ドッグ聴力もバッグン。

高橋ナツコ

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