病名がわかって治療法を決めるまでには、血液検査、尿検査などの結果や、さまざまな情報が必要です。
情報が多いほど的確な診断と治療ができるものです。
中でもたいせつなのは、獣医師が犬の体全体をさわってチェックすることなのですが、そんなとき、他人が犬を連れて行っても、診察台に犬をのせられないケースがあります。
、その犬が本来はとてもおだやかでよい性格であっても、しつけが十分でないと獣医師ですらふれられないこともあります。
こうなると診察もラフになり、せっかく病院へ連れて行っても、その目的が半減することすらあります。
こうしたことを防ぐためには、やはり飼い主が責任を持って病院へ連れて行くべきでしょう。
なお、犬の病気やけがは、軽い切り傷程度なら自然に治りますが、それ以外は獣医師の治療を受けない限り、よくなることはないと心得てください。
高橋ナツコ