2015年12月アーカイブ

犬を連れて旅行するとき

最近はペットといっしょに泊めてもらえる旅館、ホテルもふえてきていますが、建物内に犬は入れない場合も多いので、旅行に連れていくときには、仮のハウスであるケージ(かご)をはじめ、いつも与えている飼料などを携行する必要があります。

ペット同伴の旅行というと、乗物はたいがいマイカーですが、犬の定位置はこの車中で、宿泊もここでさせます。

したがって、なるべく静かな場所で、夏なら木陰などの涼しい所、冬なら日当たりのよい所を選んで駐車し、さらに車内の寒暖の調節・空気の流通なども考慮してやります。

なお、犬の排便をどこへでも放置しないように、散歩のときと同じく移植ゴテなども携行しましょう。

高橋ナツコ
いていの犬は、自動車に乗せられることが特別うれしくて、ドアを開けると真っ先に飛び込みます。

この無作法も、家族の一員の犬である限り、許しておいてはなりません。

このしつけは、まずドアの前で"スワレオアズケ"の姿勢をとらせることから始めます。

これができたとき初めて、「ヨシ」で乗り込ませます。

以上の順序をわきまえず、飛び込んでくる犬に対しては、音の出る玩具の槌などを持って先に乗り込んでおき、「イケナイ!」という気合いとともにその槌で犬の頭をたたいて矯正します。

車中では、一定の席を与え、動き回らないようにしつけます。

特に運転者が主人であった場合、まとわりつかないように配慮しましょう。

高橋ナツコ

家具やスリッパをかじる犬

ことに子犬は好奇心が強く、いたずら好きです。

目の前の物をかじったり、くわえ去ったりして遊びますが、"これもかわいいしぐさのうち..."などと、寛大に見てはいけません。

放っておくと、悪癖となって、さらにエスカレートします。

主人のめがねをケースごとかみ砕いたり、重要書類をやぶいてしまったりした例もありますので、厳しくしかり、しつけましょう。

テーブルの脚などをかじったときは、その傷ついた個所に犬の口を打ちつけながら、「イケナイ!」を三回ぐらい繰り返します。

スリッパなどをかじった場合は、そのはき物で口を打ちます。

ただし、禁止するばかりではしつけになりませんので、自由にかじってよい玩具を別に与えておきます。

犬が人に飛びつくのは、うれしさの余りの所作です。

したがって、主人あるいは家族が散歩に連れていこうと、引きひもを持って犬舎を訪れたときも、戸を開けると同時に飛びつきます。

高橋ナツコ

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