うまく散歩ができない例として、散歩中にリードを放すと犬が戻って来ないというケースが挙げられます。
これは飼い主をバカにしている証拠です。
犬が群れ(飼い主家族)のリーダーにおさまっているので、「ついて来い!」とばかりに勝手に行動するのです。
特に日本犬は独立心が強いので、ひとりでどんどん出かけてしまいます。
呼んでも戻って来る犬に育てるためには、社会化期のときにさまざまなところに連れていき、安全な場所でリードを放して飼い主に従属させる必要があります。
そうすることで犬の服従本能は高まり、飼い主の姿を見れば寄ってくるようになるのです。
高橋ナツコ