テネリフェ島に保護された幸運な犬たちは・・・高橋ナツコ

老犬だからとか、凶暴すぎるといった理由で殺されることはありません。

病気であまりにも苦しい状況にある場合のみ安楽死させます。

毎月二〇頭あまりが収容され、その半分が引き取られていきます。

新しい飼い主が見つからなかった場合も、死ぬまでめんどうをみてもらえることになるのです。

犬が吠え続けているおりの中に、おそるおそるカメラマンが入ったとたんでした。

犬たちがお腹をだして体をあずけてきたのです。

吠えていたのは、「なでてよ。さわってよ」
の意味だったのです。

スタッフのやさしさに、どの子も、今までの苦しい環境や人間からのひどい仕うちも忘れ、見知らぬ人にも甘える「人間好き」の犬に生まれ変わっていたのでした。

高橋ナツコ

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このページは、-が2015年2月26日 17:42に書いたブログ記事です。

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