すばらしい人生の伴侶になること請け合いの犬種ですが、走り出したら獲物しか目に入らなくなってしまうからです。
飼い主も、まして車も目に入りません。
退職後のレース・ドッグは家庭犬として余生を送る例が多いようですが、元気な盛りの青年犬を持った飼い主は、彼の「何もかも忘れて獲物を追いかける」本能を満足させる努力が必要なのはいうまでもありません。
シェパードやドーベルマンなどは「ワン・マンズ・ドッグ」と呼ばれ、一生一人の飼い主につくすタイプの犬です。
彼らの忠誠心は魅力的です。
自分が飼い主と決めた人のためなら「火の中水の中」ですが、その分優れた訓練のできる飼い主(リーダー)を求めます。
これらの犬種は初心者には不向きだという専門家もいます。