個人の思いつきが生みだした聴導犬・・・高橋ナツコ

障害者の中でも、聾唖者はとくに理解されにくいといわれています。

はたからは、その障害が見えにくいからです。

しかし、その数は多く、イギリスでは、一〇〇〇人のうち、二〇〇人が聴覚になんらかの障害を持つといわれています。

これらの聴覚障害者の生活の助けをするのが、聴導犬です。

現在は、盲導犬同様、市民権を得た聴導犬ですが、この活動は個人的な思いつきから始められたのです。

1976年のアメリカ。

聴覚の不自由な娘さんが両親の元を離れ、独立した生活を始めたいといいだしました。

娘を愛する父と母は、娘の願いを叶えたいと思い、いろいろ考えた末、訓練士に、自宅で飼っている犬に聴覚犬トレーニングをするように頼んだのです。

高橋ナツコ

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このページは、-が2014年12月 1日 17:55に書いたブログ記事です。

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