若いうちに自然に覚えた犬でないと恐れてなかなか跳ばないものです。
幅跳びを教えるには、地面を掘って教えればよいのですが、都会地ではそれができませんので、高幅跳びになります。
高幅跳び用の障害物
用具としては、高さの低い障害物を三個、または四個用意します(説明の都合で障害物の一つ一つをA・B・Cというように名付けておきます)。
はじめはAの障害だけを「跳べ」と言って跳び越えさせます。
障害の跳び越えに十分慣れている犬であれば、見たこともない新しい障害でも「跳べ」と言われると跳び越えますが、それほど練習していない犬の場合は、見たことのない障害はすぐ跳び越えないかもしれません。
高橋ナツコ