犬は愛情の表現として、特に顔の周りをなでたりすると、その手を噛んできます。
犬の愛情表現はじゃれ噛みする、なめる、前足をかけるの三つです。
そして、このじゃれ噛みは人間でいえばキスに相当する愛情表現です。
しかし、子犬の歯は尖っているので、結構、人間にとっては痛いのです。
犬同士では毛があるので、あまり痛くないのですが、人間の皮膚は毛がないので、痛みを強く感じます。
犬が興奮した場合、少し噛み方もきつくなるので、余計痛いわけです。
そこで、人間が大きな声で悲鳴を上げたり、あるいは怒鳴ったりします。
そのため、犬の興奮が高まり、さらに強く噛んでくるので、じゃれ噛みを超したような噛み方になってしまいます。
高橋ナツコ