出産(その7)・・・高橋ナツコ

羊水の袋が2つ一緒に出てくる場合は、左右の子宮から胎児が同時に降りてきて産道の入り口で競合してしまい出てくることが難しくなくなっているためです。

胎児のうちに奇形児がいたり、母犬が高年齢などの場合、まったく陣痛が来なかったり微弱な陣痛で出産に至らず、正常な胎児が成長を続け、低カルシウム血症や低血糖症、子宮破裂などの重篤な事態になります。

いずれの場合も帝王切開を行なうことになりますが、母子ともにダメージを少なくするために早急な判断をすることが大切です。

特に、出産中の発熱には注意してください。

平熱を超えた場合は非常に危険です。

獣医師との連絡を緊密にして、突然の事態にも対応できるようにしておくことが重要でしょう。

高橋ナツコ

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このページは、-が2012年10月18日 14:49に書いたブログ記事です。

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