「休め」・・・高橋ナツコ

訓練中の「休め」は、犬の精神的な疲労感や
体の疲れを回復させるために行なうもので、「休め」の間は絶対にほかの命令を与えないことです。

次の訓練のために気分転換をはかるとともに、大いに英気を養わせます。

このしつけを行なうときは、犬の休む場所をあらかじめ見当をつけておくべきです。

じめじめした湿気のある場所、小さな水たまり、真夏の焼けついたアスファルトの上などでやると、犬はいやがって命令をきかなくなります。

「伏せ」と「待て」の訓練がよくできている犬でしたら、割合早く覚えさせることができます。

訓練中に犬がひじょうに疲れている様子を見せたとき、犬に「伏せ」をさせ、後足をくずしてやってから、「休め」「休め」と愛ぶするように号令をかけ、訓練する人が犬の目から見えなくなってもそのままの姿勢でいるようにしつけます。

もし、犬が少しでも起き上がりそうな気配を示したら、「待て」「休め」と号令をくり返し、どんな誘惑があってもその場所で「休め」
の格好を変えないよう気長に訓練します。

高橋ナツコ

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このページは、-が2012年10月 1日 15:35に書いたブログ記事です。

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