腸閉塞と腸重積・・・高橋ナツコ

寄生虫、特に回虫の多数寄生による腸閉塞は、子犬は布片や、靴下、ビニール布などをよくじゃれて飲み込むことがあり、これが腸閉塞を起こす原因となることがあります。

腸重積は、腸管の一部がなんらかの原因でマヒするとか、または、一部分に蠕動運動が異常に元進するとかで、ちょうど、ストッキングを途中まで裏返して脱ぎかけたような状態に嵌入してしまい、症状としては、腸閉塞と同様、食欲不振、嘔吐、腹痛症状(背を曲げて、腹部をかばうような姿勢をとる)があらわれます。

いずれの場合でも、一刻もはやく医師の手当てを必要とし、開腹手術によって障害を取り除かなければなりません。


高橋ナツコ

このブログ記事について

このページは、-が2012年9月 1日 00:59に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「脱肛(直腸脱)・・・高橋ナツコ」です。

次のブログ記事は「ドッグフードの種類と与え方・・・高橋ナツコ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.12