犬の手入れ法・・・高橋ナツコ

現在家庭に飼われている犬のほとんどは、人間がその好みに任せて作出したペットであって、自身の管理が、自分ではできない存在です。

その作り変えによって、本来、短く立っていた耳を長い耳にされた犬は、この耳たぶで内側をふさがれました。

その結果、耳の中から出てきた分泌物が蒸発しないで腐り、悪臭を放つのみならず、そのままにしておくと、細菌や寄生虫の巣になります。

まだ、野獣から家畜になり、さらにベットになった犬ですが、その本能であったかみつくことを厳禁されて以来、
以前とは裏腹に非常に歯がもろくなっています。

ことに家の中で飼われるようになってから、歯石がたまりやすくなりました。

歯槽のうろうから、内科疾病を起こす犬も多くなっています。

これも犬自身ではどうにもならず、人が手を貸さないと悪化するばかりです。

さらに、他の部分が改良されているのにもかかわらず、依然、肛門のうにイタチと同じ悪臭を放つ分泌物をためている犬もいます。

このような次第ですから、被毛の手入れに限らず、各部のそれもこまめにやらなければなりません。

高橋ナツコ

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このページは、-が2012年6月19日 00:15に書いたブログ記事です。

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