僧帽弁不全(弁繊維症)・・・高橋ナツコ

中年期から老年期に入るころにおこる犬にもっとも多い心臓病です。

フィラリア症をのぞいてのことですが、この病気にかかるとがんこなセキがよくでたり疲れやすくなったり、呼吸困難や失神をおこすこともあります。

セキが夜や朝がたに多いのも、この病気の特徴です。

原因については今だに不明ですが、いろいろな要因がからみあい、僧帽弁膜が変形したり、のびたりすることによって、弁の閉鎖が不完全になり、血液が左心室から左心房へ逆流するために、このような症状がでてくるのです。

この病気になった場合、弁をもとの状態にもどすことはできませんが、注意深い聴診、レントゲン検査、心電図などによって、病気の進み具合を診断し、病気の程度に応じて、いろいろな段階の治療を行うことができます。

もっとも、軽い段階であれば、強い運動をさけるだけでよいのです。

また、塩分を制限する食事療法の段階、何種類かの薬を必要とする重症とに分けられます。

この病気になると、生涯治療を続けなけれぼなりませんので根気がいります。

高橋ナツコ

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このページは、-が2012年5月 9日 00:06に書いたブログ記事です。

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