病院によっては飼い主に体調を聞くだけで打つところもあるようですが、接種の前に、体重や体温の測定、心音チェックなどの基本的な身体検査をしてから接種する病院が望ましいでしょう。
特に、糞便検査をして寄生虫の有無を調べることが大切。
寄生虫がいると、ワクチンが寄生虫にとられてしまい、十分に効果が発揮されないことがあるからです。
また、ワクチンを接種してから免疫効果が発揮されるまでには、約1?2週間。
その間は犬の集まる公園やドッグランにはなるべく行かないようにし、ワクチンを接種していない犬と接触するリスクを負わないようにしましょう。
特に最初の接種となる幼犬は、他の犬との接触は禁物です。
高橋ナツコ
怒られて押入れに入れられたり、外に出されたり...といった経験は、私たち人間にも、幼いころの記憶としてなきにしもあらず。
そんなとき、泣きじゃくりながらも怒られたことを反省したりするものです。
そんな過去の記憶から、同じようなしつけを犬にする人も少なくないよう。
でも、犬はその場その場の"今"に生きる動物。
叱られて、すぐにその行動をやめたのに、ほめてもらえるどころかハウスに入れられ、突き放されて...。
なぜそんな目にあうのか犬にはわかりません。
くどくどと叱られる場合も同様です。
意外に多いのが、「何やっているの?どうしてこんなことするの?こんなに言っているのにまだわからないの?だいたいあなたは...」と延々とどなり続ける叱り方ですが、これもまったくメリットなし。
犬は叱られ続けているうちに、何で怒られているのかを忘れてしまいます。
その場でピシッと、が基本です。
高橋ナツコ