毛の不潔と栄養、ストレスも原因・・・高橋ナツコ

犬は皮膚病にかかりやすいものです。

日常的なブラッシングやシャンプーなどの手入れを行い、体を清潔に保ってやるとともに、皮膚に異常がないか、絶えず観察しておくことが必要です。

おもな皮膚病として、アカルス症、痔癬症、急性湿疹、皮膚真菌症、接触性皮膚炎、肢端舐性皮膚炎などがあります。

アカルス症は毛包虫というダニの寄生によって起こります。

患部が赤くなり、フケが出て脱毛したりします。

症状が進行すると化膿して濃汁が出るなど、悪性で治療が困難な皮膚病です。

沐引癬症は犬穿孔癬虫というダニが皮膚の表面に穴を開けて寄生することにより起こります。

かゆみが非常に強いのが特徴です。

患部が脱毛して赤い斑点が出たりします。

かきむしったために傷になり化膿し、かさぶたができます。

症状がひどくなると、全身かさぶただらけで象皮のようになります。

射、抗ヒスタミン剤、ビタミン剤などを使用します。

皮膚病にかかると、かゆさのためにかきむしって傷を作ることがよくあります。

その傷口から細菌が侵入すると、二次感染を起こすことになります。

皮膚病だけでなく、この二次感染の治療も行わなければなりません。

いずれにしろ、皮膚病はいろいろと難しい面がありますので、素人療法は避けて、必ず獣医さんの診断を受けるようにしましょう。

高橋ナツコ

このブログ記事について

このページは、-が2012年5月24日 00:33に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「急性湿疹・・・高橋ナツコ」です。

次のブログ記事は「皮膚病の予防・・・高橋ナツコ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.12