伝染性肝炎・・・高橋ナツコ

犬にもウイルスによっておこる、こわい肝炎があることをご存知でしょうか。

伝染性肝炎とよばれるこの病気は、ジステンパー同様、ヘタをすれば死を招く、おそろしい代表的な伝染病のひとつです。

しかし、人間にはうつりませんし、また予防注射でほぼ完全に予防することができます。

症状は元気がなくなり、食欲もおちて、嘔吐したり、黄疸がでたり、ひどいものでは原因不明のまま急死することもあります。

また、病気の回復期に目が白くにごる(急性前ブドウ膜炎、ブルーアイ)という、特徴的な症状を示すものもあります。

病気の重さは犬によってまちまちですが、子犬では一晩で死亡するケースも少なくありません。

また、数週間も症状を示すもの、病気にかかってもまったく外に症状があらわれない場合もあります。

こうしたケースでは、尿からウイルスが排泄され、他の犬にも感染してしまうので、その意味でも予防注射が必要です。

この病気の予防には、ワクチンが使われていますので、定期的に接種しておくことが大切です。

ふつう、ジステンパーと混合のワクチンになっています。

高橋ナツコ

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このページは、-が2012年5月 7日 00:12に書いたブログ記事です。

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