絶えず伸びるツメ

屋外犬は、以上の運動によって、絶えず伸びるツメも適当に摩滅してしまうのでよいのですが、運動量の少ない室内犬は、処置をしてやらないと、伸び過ぎたツメが引っかかり、人間でいう生ヅメをはがしたり、転んだり、また引っかけた物を傷つけたりして不都合です。

室内犬は、歩けなくなるほどツメがのびることがあるので、ツメ切りは絶対必要です。

なお、伸び過ぎたツメが内側に丸くなって曲がり、足の裏にささって、満足に歩けなくなる場合もあります。

さて、ツメ切りは、犬にとってかなりいやなことらしいので、これも子犬のころからしつけ、習慣づけなければなりません。

いやがって、反抗的な態度を見せたりするときは、容赦なく「イケナイ!」と強くしかり、程度によっては体罰を加えます。

おとなしく応じたときは、「ヨシヨシ」となでてやります。

ツメ切りは、犬専用の物があります。

血管や神経の通っている所を切らないように十分注意して、先端を2、3ミリ切り、あとをやすりで丸くしておきます。

高橋ナツコ

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このページは、-が2016年1月 4日 10:40に書いたブログ記事です。

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