水頭症は、そのほとんどが先天性・・・高橋ナツコ

水頭症の多い犬種といえばまずチワワが挙げられるほど、チワワに多く見られる疾患が水頭症だ。

脳の中には脳室系と呼ばれる脳脊髄液に満たされた腔があり、この脳脊髄液が病的にたまりすぎた状態を指すのが水頭症。

たまりすぎた脳脊髄液によって拡張された脳室系が他の脳組織を圧迫し、圧迫された場所の機能か低下してしまう疾患だ。

主な症状としては、頭を壁に押しつけたりする発作や目、的もなく歩き回るといった痴呆、意識障害、マヒ、しつけをなかなか覚えないといった知覚障害、視力障害などが挙げられるが、圧迫される脳の部位がさまざまなため、該当する部位、程度、期間によって発現する症状も変わってくる。

一概にこの症状が出たら水頭症だとは言い切れないのだ。

高橋ナツコ

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このページは、-が2014年8月12日 14:10に書いたブログ記事です。

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