非常ににおいが強く、よく犬同士がお尻をかぎ合っているのは、この肛門腺のにおいです。
相手を認識し、マーキングにも役立ちます。
中・大型犬はふだんから排便のときなどに自然に出るので、特に絞る必要はありません。
でも小型犬は出にくい場合が多く、定期的に絞ってあげる必要があります。
一般的にはオスのほうが出やすく、メスは出にくいよう。
また、興奮したり怖がったりすると出る場合があります。
肛門腺がたまるとにおってきたり、お尻を地面にすりつけたりします。
自然に出ない場合は絞り出してあげないとどんどんたまっていき、最後には肛門嚢破裂という事態を引き起こすことも...。
月に2回くらいは絞ってあげましょう。
高橋ナツコ