短毛種ならタオルドライを十分にし、日にあてればすぐに乾いてしまいますが、長毛種の場合、生乾きのまま時間がたつのはよくありません。
風邪をひいたり、毛玉や皮膚病の原因になります。
また、ふんわりとしたつ被毛の美しさは、ドライヤーをかけながらブラッシングすることで仕上がるもの。
自然乾燥では輝くような毛つやも生まれません。
でも犬にとっては、ゴーゴーと大きな音がして熱風が吹きつけるのですから、本当はいやで当たり前。
トリミングサロンなどでおとなしくしているのは、いやでも我慢するようにしつけられているからです。
子犬のころから始めるのがポイントですが、いやがって暴れたらやめることを繰り返すと、犬は暴れればやめてもらえると思い、ますますエスカレートするばかり。
根気よくほめながら、でも手は休ませず、ドライヤーに慣れさせていきましょう。
高橋ナツコ