子犬の性格をチェックする その3
●視覚的な刺激に対する反応をみる
子犬の正面3メートルくらい離れたところで、タオルを振ってやります。
突然の視覚刺激にオーバーに反応する犬では、初心者の飼い主が訓練するのはたいへん難しいです。
また、ムダ吠えする犬にもなりやすいのです。
●興味のあるものに対して座る(集中力をみる)
食器、おもちゃなどの興味のあるものを前にしたら子犬がお座りをするかどうかをみます。
ボール、食べ物、キューキュー鳴るおもちゃなどを用意して、それを犬の頭上から後方へゆっくりと動かしてやります。
これを見た子犬は自然に体が下がってお座りする体勢になります。
これができれば、より訓練しやすい子犬ということになります。
もちろん、このテストだけですべてを決定するというわけではありません。
大学入試やIQテストだけでその人間を判定できないというのと同じことです。
人を丸ごとみなければ、その人のいい面も悪い面も見えないのと同じように、子犬にもそれがいえるのです。