毎日2回「オイデ」と「スワレ」の訓練をしていれば、この練習は十分になります。
リビングルームのカーペットなど滑らないところで、「スワレ、マテ」と命令してやります。
あなたは犬を残して台所にいきぎすが、食事の用意をしている間も犬の様子を見ていて、もし途中で犬が「スワレ」を止めたら、ただちに犬のところに帰って、「スワレ、マテ」をさせてやります。
食事の用意ができたら犬を呼んで食事を与えます。
これは「オイデ」の最高の反応強化となるばかりか、「スワレ、マテ」がしっかり身についたかどうかのテストにもなります。
家事を利用して「フセ、マテ」
毎日の生活シーンの中でさまざまな訓練ができるものです。
食事のあと片づけをしているとき、ベッドメーキングをしているとき、掃除機をかけているときなど、家事をしている間はおとなしく「フセ、マテ」をさせておきます。
これは長時間の「フセ」の強化訓練に役立ちます。
高橋ナツコ