庭でトイレをさせるときには、あなたが犬を監督できないところにはいかせないでください。
このときは子犬や犬の首輪に長いリードかヒモをつけ、ヒモの端を家具かベッドに結んでおけば、犬が行方不明にならないですみます。
ところで、子犬がクレートの中を一度や二度汚すようなことがあっても驚いて大声を出したり、叱ったりしないでください。
「汚す」ということも犬にとっては学習の一部なのです。
ですからクレートの中で失敗すると、「それが不快なことだ」ということに気づきます。
失敗こそ上達への近道なのですが、ほとんどの犬は"案ずるより生むが易し"ということになります。
ふつうはクレートを汚すこともなく、トイレのしつけを身につけていきます。
いつもの時間にトイレに連れていけないからクレートに閉じ込めておこうなどということは絶対にしないでください。
高橋ナツコ