大型犬の耳の周りには余分な毛がはえます。
耳の下にこの密生した厚い毛がはえると風通りが悪くなり、ほこりがたまり、そして水分がたまります。
これらを防ぐために、この余分な毛を切ります。
毛をできるだけ短く切りますが、肌に傷を付けないように気を付けてください。
耳の上と耳元に柔らかな毛がはえます。
この毛はもつれやすいのでこれも切ります。
愛犬をドッグ・ショーに連れて行くようでしたら、この毛をスキばさみでていねいにすいておきます。
普通のペットの場合には丸先ばさみで切っても良いでしょう。
スキばさみを上手に使うと余分な毛を全部とり、しかも自然な見栄えを保つことができます。
高橋ナツコ