たとえどんなに気が強い犬であっても、飼い主の愛情は欲しがるものです。
飼い主の注意をひきつけようとして、近づいたりじゃれついたり、甘えた声を出したりするでしょう。
そんなときに、応じてあげたいという思いをぐつと我慢して、犬がその行動をやめるまで無視し続けてみるのです。
そして、犬が行動を止めた時点で、「すわれ」と命じましょう。
飼い主が反応したことが嬉しくて、すぐに命令に従うはずです。
そこで十分に抱きしめてあげましよう。
こうして、飼い主にコントロールされることに喜びを見出せるようになるのです。
高橋ナツコ