生ワクチンは、専門的知識と技術がうまく駆使されれば、接種後二?三週間で病犬に接触しても発病しないだけの抗体ができます。
しかし、この抗体は一?ニカ月で最高値を示し、ゆるやかなカーブで低下していき、ついには消失する時期がくるといわれています。
この消失する時期は、最高値の高さが犬によってまちまちなので、一力年は大丈夫とか、ニカ年ぐらいは発病しないとかは言明できません。
ただ考えられることは、何カ月後かに抗体が減りつつある時期に、その犬にジステンパー・ウイルスが侵入すると(付近に流行があって感染すると)不顕性感染(病状をあらわさない)で、再び抗体のカーブが上昇するということです。
過去には、都会や郊外を問わず犬の多いところでは、少なくとも一年に一回はジステンパーの流行がみられましたので、ジステンパー・ウイルスは犬の散歩道などに散らばっていたので、症状のあらわれない感染があって永久免疫になると考えられていたわけですが、現在都会では、室内犬が多くなるにつれ、ジステンパーの爆発的流行があまりみられなくなっているので、かえって年一回の追加接種の必要がでてきているのです。
高橋ナツコ
しかし、この抗体は一?ニカ月で最高値を示し、ゆるやかなカーブで低下していき、ついには消失する時期がくるといわれています。
この消失する時期は、最高値の高さが犬によってまちまちなので、一力年は大丈夫とか、ニカ年ぐらいは発病しないとかは言明できません。
ただ考えられることは、何カ月後かに抗体が減りつつある時期に、その犬にジステンパー・ウイルスが侵入すると(付近に流行があって感染すると)不顕性感染(病状をあらわさない)で、再び抗体のカーブが上昇するということです。
過去には、都会や郊外を問わず犬の多いところでは、少なくとも一年に一回はジステンパーの流行がみられましたので、ジステンパー・ウイルスは犬の散歩道などに散らばっていたので、症状のあらわれない感染があって永久免疫になると考えられていたわけですが、現在都会では、室内犬が多くなるにつれ、ジステンパーの爆発的流行があまりみられなくなっているので、かえって年一回の追加接種の必要がでてきているのです。
高橋ナツコ