健康な子犬の見分け方・・・高橋ナツコ

生後二、三カ月の子犬は、犬種の差はあっても、柔らかいうぶ毛に包まれて丸々としていて、ぬいぐるみ人形のように見えます。

健康な子犬は一見して生命感にあふれていますから、第一印象でわかるのが普通ですが、外観を分析してみますと、次のような要素をそなえていることがわかります。

被毛清潔でふさふさしている。

成犬で見慣れている毛の光沢は、細いうぶ毛と色素が不十分なために、ややつやに欠ける点があるのはやむをえないでしょう。

目の周囲や、耳の穴の周囲、肛門の毛がよごれていない。

よごれているのは不健康のしるしです。

目いきいきとして、澄んだ目をして、表情も豊かである。

耳音に対する反応もよく、耳の動きもよい。

鼻黒くて、しめっていて、つやのある鼻。

毛色の白い犬では、鼻の色素が薄い犬もいますが、ぶちのように黒い色素があれば、将来黒い鼻になると思ってよいでしょう。

寝ているときは鼻先が乾いていても異常ではありません。

四肢ふんばりがよく、活発に動く。

尾尾に表情があり、よく動く。

性格・行動仲間同士でよくじゃれ合い、時にはけんかをして元気である。

仲間はずれにされて、隅のほうで震えているような子犬は、本質的に性格の弱いしるしといえましょう。

高橋ナツコ

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このページは、-が2012年7月30日 00:44に書いたブログ記事です。

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