子犬は、生後約一カ月ぐらいで、ぼつぼつ離乳しますが、母乳が十分足りている場合や、母犬の母性愛がことのほか強い例では、一カ月すぎても母乳にたよっている場合もあります。
平均して四〇?四五日頃には、離乳食でよく発育するので、母犬から離しても大丈夫なので、初めて子犬を飼う方には五〇?六〇日頃が適当でしょう。
子犬の脳波を調べた研究では、活発な子犬らしい活動を示す大脳皮質視覚領域のα波は、生後五週齢にみられるようになり、七、八週齢で
は成犬と同じ波形活動を示すことがわかっています。
条件反射による研究でも、五?七週齢が接近行動のピークで、この時期が人間との社会適応化がスムーズに行なわれるということですから、子犬を求めて家族の一員とするのに、ちょうどこの頃が一番よく、新しい環境に慣れるのです。
高橋ナツコ
平均して四〇?四五日頃には、離乳食でよく発育するので、母犬から離しても大丈夫なので、初めて子犬を飼う方には五〇?六〇日頃が適当でしょう。
子犬の脳波を調べた研究では、活発な子犬らしい活動を示す大脳皮質視覚領域のα波は、生後五週齢にみられるようになり、七、八週齢で
は成犬と同じ波形活動を示すことがわかっています。
条件反射による研究でも、五?七週齢が接近行動のピークで、この時期が人間との社会適応化がスムーズに行なわれるということですから、子犬を求めて家族の一員とするのに、ちょうどこの頃が一番よく、新しい環境に慣れるのです。
高橋ナツコ