犬は耳がいい・・・高橋ナツコ

ところで、犬の耳のよいことはよくいわれていますが、はたしてどれぐらいの能力があるのでしょうか。

まず、犬は微妙な音を聞きわけます。

たとえば主人の足音、主人の車のエンジンの音さえ聞きわけることができます。

そんなわけで「ヒズ・マスターズ・ボイス」のビクターの犬のマークは、音に関する会社のマークとして、大きな意味があるのです。

どのくらいの音が聞きわけられるかといいますと、人間の3000倍から5000倍の音を聞きわける力があるといわれています。

ですから、人には聞こえない1000メートル先の小さな音も聞きわけることができますし、とくに、人に聞こえない高い波長の音を聞くことができます。

耳のよしあしも種類によってだいぶ違いますが、大きな立ち耳のシェパードやコリーなどが、とくにすぐれています。

そして、犬の耳はよく動きます。

人の耳は方向を変えることはできませんが、犬や馬など多くの動物は、片方ずつでも好きな方向に動かすことができるのです。

ですから、犬たちは私たち人間と違って、音で方向をたしかめる力もはるかにすぐれていますし、リズムや音階を区別する力もまさっていることになります。

高橋ナツコ

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このページは、-が2012年4月20日 00:43に書いたブログ記事です。

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