「フセ」を教える・・・高橋ナツコ

「スワレ」を教えるように楽ではありません。

伏せさせる方法はいろいろありますが、次の方法で教えましょう。

首輪に近いところのひもを持って、強く引き下げます。

このとき、犬がいやがって反抗したら、次のようにします。

ズルズルとひもが伸びないように強く握り、声符「フセ」を落ち着いた口調で言いながら、首が地面に着くように押し下げます。

これで伏せた姿勢になります。

なかには反抗して、伏せずに立ち上がろうと暴れる犬もいます。

そんなときこそ落ち着いて、声符が大声にならないように注意しながら伏せさせるようにします。

伏せたら、犬が気持ちよくなるように、「フセ、フセ」と優しく言いながら、一方の手で愛撫します。

いやがっていても、「フセ」の声符で伏せると愛撫されることを、犬に教えるのです。

これは、首の部位に触覚刺激を加えて伏せさせるやり方ですが、いつも触覚刺激を加えて伏せさせているようでは、実際に役に立ちません。

ですから、聴覚刺激「フセ」だけですぐに伏せるように、「フセ」と言いながら、首を地面に着けるように教え続けます。

ひもを持って強く引き下げる。

犬がいやがっても、ひもを強く握って首を押し下げる。

そのままの姿勢で「フセ、フセ」と言って愛撫する。

高橋ナツコ

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このページは、-が2012年3月11日 00:56に書いたブログ記事です。

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