排便のしつけ・・・高橋ナツコ

生後20日ぐらいの子犬でも犬舎の片隅に乾いた砂を敷いた箱を置きますと、そこへ行って用をたします。

しかし、もらわれてきた子犬の場合にはなかなかうまくいかないものです。

子犬は用便をもよおすと、床をかぎながらぐるぐる歩きまわったり、鳴いたり、落ちつきなく飼い主のところへきたり、何かの動作で表すものです。

こんな態度が見られたら、すぐ決めた場所へ連れて行ってやり、うまくできたら、「よしよし」とほめてやります。

最初のうちは、このように理想通りにはいきませんから、もし、決められた場所以外でしてしまったら、ただちに子犬をその場所へ連れて行き、鼻先をつきつけて「いけない」としかりつけるようにします。

これを最初から何べんもくり返しているうちに、子犬は決めた箱以外のところではもらしてはいけないという考えをうえつけられ、10日もすれば決められたところでするようになるものです。

高橋ナツコ

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このページは、-が2012年9月15日 15:21に書いたブログ記事です。

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