飛びかからせない強制法・・・高橋ナツコ

消極的な強制法は、飛びっいてきたときに犬の前足を握り、そのままの状態で前方(犬から見れば後方)へ歩きます。

この二本足での後ろ歩きは犬にとってかなりの苦痛ですから、数歩も歩くと、っかんでいる前足を放してほしいという態度を見せます。

そのとき手を放して、しゃがんでから愛撫をします。

同じように飛びついてきたときに、前足を両手で強く握りしめたり、あるいは前足を軽く握ったまま、犬の後ろ足を靴で踏んづけたりすると、犬は痛さから前足を下ろすものです。

このような方法をくり返しますと、飛びつくと痛みを味わうことを知って、飛びっかなくなります。

しかし、これは犬の主人に対する愛情表現をなおすしつけとなりますから、最後には、必ずしゃがんで犬を愛撫してやり、その欲求にこたえてやらねばなりません。

高橋ナツコ

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このページは、-が2016年8月28日 16:54に書いたブログ記事です。

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