2015年6月アーカイブ

多くの方が知っているように、犬は人よりも早く成長します。

一般的に小型・中型犬は、成犬になるまでが早く、成犬後はゆっくりと年をとって寿命は13?15年ぐらい。

大型犬は成犬になるまでが遅く、成犬後は早く年をとって寿命は10?12年ぐらいです。

犬種や個体差によって成長する速度や寿命は違いますが、おおむね小型・中型犬のほうが長生きするといえるでしょう。

私が懇意にしている獣医師が診療していた犬には、メスのシー・ズーで23歳まで立派に生きた犬もいます。

そのシー・ズーは長寿の家系だったらしく、母犬も亡くなったのは21歳。

外耳炎や皮膚トラブルはあったものの、とりたてて大きな内科的疾患もなく、最後は老衰だったそうです。

高橋ナツコ

犬同士の順位付け

犬同士の順位付けをもう一度きちんと行うために、私はアズキだけをベッドの上で寝かせるようにしているのです。

その姿を見れば、他の4頭は「なんだかんだいっても、アズキがボクたちの中で一番偉いんだ」と思い直し、アズキに従うようになるのです。

そして、アズキを一番手だと認識させたら、私はまたアズキをベッドの下で寝かせます。

こうすればアズキが飼い主をバカにすることもありません。

犬同士をケンカさせず、平和に暮らすようにするには、順位付けがきちんと守られている状況が一番です。

下位の者が常に上位を狙うような、ピリピリとした環境のまま放置しておくと、犬は強いストレスにさらされてしまい、やがて問題行動につながってしまうのです。

高橋ナツコ
基本的には犬と飼い主が同じベッドで寝ることは、犬が飼い主をバカにすることにつながるので定着させたくはありません。

しかし、多頭飼いの場合は特別措置。

順位付けができた段階で、一番上位の犬をベッドから下ろせば、飼い主がバカにされることはありません。

この二つを根気よく続けて行えば、犬同士では厳格な縦社会ができ上がり、犬同士でケンカするなどといったこともなくなっていきます。

とはいえ、飼っているうちに順位付けは、徐々にあいまいになってくるものです。

私の家では5頭の小型犬を飼っており、普段は私のベッドの下でハウスに入って静かに寝ています。

しかし、しばらくすると他の犬が一番年長のアズキに対し、無視をするような行動に出ることがあります。

これは犬同士の順位逆転の危機です。

高橋ナツコ

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