子犬がペロペロと口を舐める習慣・・・高橋ナツコ

母犬が狩りに出かけて獲物をしとめ、巣で待つ子犬にエサを与えるとき、母犬は獲物をそのまま直接子犬に与えることはありません。
そんなことをすると巣に運んでいる間に、他の動物に横取りされる危険があるからです。

では、どのようにして母犬は子犬にエサを与えるのでしょうか?

母犬は、獲物をしとめると、子犬の分まで食べ、巣に戻ります。

子犬は母犬の口をぺ口ぺ口と舐め、母犬はその刺激でエサを吐き出し、子犬たちに与えるのです。

だから、犬が口をペロペロと舐めるのは、「ごはんちょうだい!」の意味。

決して愛情表現ではありません。

ここで、子犬がペロペロと口を舐めてくるのを、「よしよし」となでてしたいようにさせていると、飼い主がエサを吐き出さなくても習慣化してしまうのです。

高橋ナツコ

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このページは、-が2015年5月12日 12:55に書いたブログ記事です。

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