握手(「お手」) その2・・・高橋ナツコ

こうして、一度に二回か三回くらい練習します。

だんだん慣れてきたら、飼い主のほうから右前肢を持ち上げないで、犬自身が右前肢を上げるように、 「握手」 「握手」と言いながら右前肢にふれたり、軽くポンポンと刺激したりします。

犬が少しでも右前肢を上げたら、それを持って感激的なほめ方をし、握手します。

これを繰り返すと、 「握手」と言えば、すぐ右前肢を差し出すようになります。

注意しなければならないのは、一度「握手」と言ったら、どんな方法をとっても、きちんと最後に握手をしてこの練習を終わらせるということです。

いくら「握手」といっても犬が右前肢を差し出さないからといって、そのままやめてしまったのでは、この訓練をしっかり教えることはできません。

同じことを根気よく繰り返すことで、一つ一つの動作が完成されていくのですから、飼い主のほうからあきらめてしまうのは禁物です。

高橋ナツコ

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このページは、-が2014年7月23日 12:38に書いたブログ記事です。

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