愛犬家の常識「鏡板に描かれた松の絵 その2」・・・高橋ナツコ

演技している最中に毛虫が頭の上に落ちてきたり、枯葉で舞台が埋まってしまっては演技ができないだろう。

昔は松の描法は狩野派にのっとった老松で、3段に枝分かれし、枝の本数は上から順に7本、5本、3本と定められていた。

だが、現在ではこの描法を守る画家は少ない。

たとえば、1983年(昭和58年)にできた国立能楽堂の鏡板に描かれたのも老松ではなく、相生の松(黒松と赤松とがーつの根から生えている松のこと。

2本の松を夫婦になぞらえ、長生きの象徴とも言われる)だった。

高橋ナツコ

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このページは、-が2013年11月 1日 02:22に書いたブログ記事です。

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