性別による病気と、加齢が進むにつれての注意のポイントがあります。
オス犬、メス犬であることによっても病気に対する素因は当然異なってきます。
オスの場合は中年以降に起こりやすい前立腺の病気や肛門周囲の疾患、会陰ヘルニアや睾丸、膀胱、尿道の病気も起こりやすくなります。
メス犬では7歳を過ぎると乳ガンなど乳腺の腫瘍や卵巣・子宮の病気が増えるのです。
これらの怖い病気を予防するにはオスであれメスであれ、子供をつくらないという意思がはっきりしている場合は、いずれも5カ月になる前にオスは去勢手術、メスは卵巣・子宮摘出手術を受けておくことです。
高橋ナツコ