耳の手入れの仕方と注意・・・高橋ナツコ

プードルやマルチーズ、ヨークシャー・テリアなどは、耳の穴の入り口の毛が多い種類に属します。

これを放置しておくと、不潔になるだけでなく、外耳炎の原因にもなりますから、除去しておくほうがよいでしょう。

毎日、少しずつ指でつまんで毛を引き抜く方法がとられていますが、一度に広範囲に毛を抜くと、炎症を起こす恐れがありますので、根気よく、何日かかけてやるのがよいのです。

この耳の手入れも、子犬のときから、耳の中や、口の中を点検する行為に馴れさせておけばいやがらずにさせるでしょう。

耳の穴があまりよごれているときは、市販の綿棒でふくとよいのですが、オリーブ油をつけて、一日おいてからよごれを浮かしたあとで、これをふきとります。

オキシフルなどは刺激が多いので使わないほうが無難です。

分泌物が褐色で、悪臭があったり、膿性の分泌物のときは外耳炎の症状ですから、早めに獣医師の手当てを受けてください。

外耳炎は慢性化しやすいので、素人療法で長びかせないよう、早期発見、早期治療が特にたいせつです。

高橋ナツコ

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このページは、-が2012年8月 8日 00:55に書いたブログ記事です。

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