手入れ用具・・・高橋ナツコ

ペット犬の普及とともに、犬たちの手入れ用具やアクセサリー、化粧品に至るまで店頭に飾られていますが、必需品はごく限られています。

櫛(くし)金属性のピアノ線(太い針金)を植え込んだ、荒い目と細かい目が半分ずつある形式のものがよく、長毛種のマルチーズ、ポメラニアン、ヨークシャー・テリァ、ペキニーズ、シェルティなどには必要なものです。

一枚の金属板をツゲぐしのように切り込みを入れたものは、デザイン的にはよく見えますが、からんだ被毛をときほぐすには不適当です。

いろいろな形式のブラシが作られているのですが、合成毛より天然の豚毛ブラシなどのほうが、被毛につやがでるといって好まれています。

ゴム板に釘を埋め込んだ形式のピンブラシや、ごく細いワイヤーで作ったスリッカーなど、それぞれ用途に応じて使い分けます。

ハサミやバリカンも、自分でトリミングするときには必要な用具となります。

ペット犬は、屋内飼育が多いために、爪が伸びてしまいますから、適当な時期をみて切ってやらなければなりません。

爪切りも何種類か様式がありますが、一番普及しているのは、刃がスライド式になっているもので、原理的には犬の爪切りとして適したものといえます。

長毛種の頭部を飾る可愛らしいヘアピンが作られていますが、子犬のときには、まだ被毛が足りませんので不用です。

アクセサリーは、自然にとれて落ちてしまい、子犬がいたずらして飲み込んでしまうことがありますから、十分注意しましょう。

高橋ナツコ

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このページは、-が2012年8月 7日 00:06に書いたブログ記事です。

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